モルタル造形でどのような風合いを作り出せる?
近年注目の「モルタル造形」ですが、今回は、モルタル造形とはどのようなことを言うのかについて簡単にお話ししていきたいと思います。
まずモルタルとはどのようなものなのかについてみていきましょう。
モルタルはセメントに砂と水を混ぜたものをいい建築の材料として用いられるものです。もう少し細かくみると、セメントは粉末状になっていて、混ぜる砂は細骨材と呼ばれるもので粒の小さなもの(直径5mm以下の粒)が使われます。
これらを混ぜ合わせると柔らかい泥状やペースト状となり、使用したい場所に流し入れたり、左官ごてなどを用いて整えて乾かすことによって固まっていきます。
モルタルはどのような場所で使われるのかと言うと、建物の下地であったり、外装や内装の仕上げとしても用いられます。そのほかでは、レンガやタイルなどでの目地材としても使うことができるので、建材としてとてもメジャーなものです。
このモルタルを使用した仕上げには、「モルタル造形」と呼ばれる技術があります。モルタル造形はモルタル材を使用した仕上げを行う際に、古い街並みの風合いを出すように高度な左官技術や着色などを使って成形して乾燥させることによって、劣化した風合いや絵本の世界のような風合いなどを出すことができます。
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2023.07.20